日本ハムの吉川 東出への危険球で退場…その回大量失点

[ 2012年6月5日 19:16 ]

3回広島1死、東出に頭部死球を与え危険球退場となる日本ハム先発の吉川。後ろは吉井コーチ

 日本ハムの吉川光夫投手が5日、交流戦の広島3回戦(札幌ドーム)で危険球による退場処分を受けた。3回に東出の頭部に当てた。危険球での退場者は今季、パ・リーグでは2人目で両リーグを通じて5人目。

 吉川は「チームに迷惑を掛けてしまって申し訳ないです。東出さんにも申し訳ない気持ちです」。打席上でうずくまった東出を目の前に、帽子を取ってぼうぜんと立ちすくんだ。

 この日に出場選手登録をされた土屋が後を受けて緊急登板したが、いきなり赤松に逆転2ランを許すなど1死も取れずに4長短打などを許して降板。3番手の榊原も連打を浴び、チームは3回だけで計7失点した。

 この試合まで18試合連続無失点だった森内も8回に4失点。今季最多の12失点での惨敗を喫した。

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2012年6月5日のニュース