ついに単独最下位…貧打巨人軍 4戦目で2度目の零敗

[ 2012年4月4日 06:00 ]

<広・巨>9回1死、阿部(10)は空振り三振に倒れ、ベンチの巨人・原監督(左から2人目)は険しい表情

セ・リーグ 巨人0-4広島

(4月3日 マツダ)
 また今季も貧打が繰り返されるのか。9回。長野、阿部、村田と巨人自慢のクリーンアップが3者連続三振。原監督はいち早くグラウンドに背を向けベンチ裏へ消えた。

 「(相手の)術中にはまった。いいピッチングをされたんでしょうけどね」。わずか5安打。開幕して4試合目で早くも2度目の零敗を喫した。

 手は打った。指揮官は開幕3試合で9打数1安打と調子の上がらない小笠原を外し、藤村、亀井を今季初先発させるなど打順を入れ替えた。昨季は不振を極めた小笠原を故障以外で初めてスタメンから外したのは7月13日。ベテランへの温情を排除して臨んだが、2回1死一、二塁では亀井、藤村が倒れ、3回1死二塁でもボウカー、長野が凡退。主導権は握れなかった。

 特に不振が目立つのが2番のボウカーだ。オープン戦では好調を維持してきたが、開幕後は15打数1安打。「(相手投手の攻めに)変化は感じないし、自分のスタイルは変えるつもりはない」と強気の姿勢は崩さなかったが、打線を分断している現状だ。

 雨と強風が原因でマツダスタジアムのスコアボードが2回に故障し、試合終了まで両軍のイニングごとの得点が表示されないハプニング。とはいえ、そこに記されるべき得点はなかった。チーム打率・179、7得点はリーグワースト。村田、杉内らの大型補強で戦前は断トツの優勝候補に挙げられながら、08年4月5日以来の単独最下位。「全体的なバランスの中でそういうふうになったんでしょうけど、課題であったり次につなげる部分があっていいんじゃない」。原監督は切り替えに努めるしかなかった。

 ≪64年ぶり2度目の屈辱≫巨人は3月30日開幕のヤクルト戦(●0―4)に次いで今季2度目の零敗。巨人が開幕4戦目までに2度零敗を喫するのは1リーグ時代の48年に4月7日2戦目の金星戦(●0―4)、8日3戦目の中日戦(●0―1)と連続で記録して以来、64年ぶり2度目の屈辱だ。また、開幕からチームは4試合ノーアーチ。開幕からのチーム最長本塁打ブランクは38年春の11試合だが、2リーグ制後では58年に並ぶワーストタイ記録になった。

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