単独最下位に沈む巨人、サヨナラ負け…打線の不振は深刻

[ 2012年4月4日 21:37 ]

広島にサヨナラ負けし、引き揚げる巨人ナイン

 プロ野球、広島―巨人2回戦は4日、マツダスタジアムで行われ、広島が1―1の9回無死満塁から代打・丸の適時打で2―1とサヨナラ勝ちした。巨人は9安打を放ちながらわずか1得点。坂本、ボウカー、長野の1~3番で計9三振を喫するなど、打線の不振が続いている。

 先発は広島・福井、巨人はゴンザレス。開幕4試合で2度の零敗を含め1勝3敗で単独最下位に沈んだ巨人。この日も初回はあっさりと3者凡退。その裏、1死一、二塁から5番・松山に中前適時打を許し、早々と先制を許してしまった。

 2回、巨人は2死から高橋由、小笠原の連打と藤村の四球で満塁としたが、ゴンザレスが三ゴロに倒れ、無得点。その裏、広島の攻撃は3者凡退。

 3回、巨人は1番からの攻撃も3者連続三振。その裏、広島は1死から梵が四球で出塁したが、無得点。

 4回、巨人はまたも2死から高橋由、小笠原の連打と藤村の四球で満塁としたが、ゴンザレスが三振に倒れ、無得点。その裏、広島の攻撃は3者凡退。

 5回、巨人は2死から阿部、長野の連打と村田の四球で満塁とし、福井のワイルドピッチで同点。さらに高橋由が四球を選び。満塁としたが、小笠原がニゴロに倒れ、1点止まりだった。その裏、広島は先頭の堂林が死球で出塁も無得点。

 広島は福井に代打を送ったため、6回から岸本がマウンドへ。6、7回は両チームとも無得点で試合は1―1のまま終盤へ。

 巨人は9回2死一、二塁と一打勝ち越しの場面を迎えたが、4番・阿部が中飛に倒れ、無失点。その裏、3番手の越智が1死も取れず、広島に決勝点を与えた。

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