大阪桐蔭 悲願のセンバツ初制覇!エース藤浪完投で締めた

[ 2012年4月4日 14:44 ]

<大阪桐蔭―光星学院>選抜高校野球大会で初優勝を果たし、ガッツポーズの大阪桐蔭・藤浪

 第84回選抜高校野球大会は4日、甲子園球場で決勝を行い、夏は2度の全国制覇を果たしている大阪桐蔭が、春夏通じて初Vを狙った光星学院(青森)を7―3で下し、センバツ初優勝。大阪勢としては1993年第65回の上宮以来19年ぶりの全国制覇を果たした。

 大阪桐蔭は同点に追いつかれた3回の攻撃、1死一塁から安井の中越え三塁打で勝ち越すと、さらに白水の中前打、水谷の左犠飛でさらに2点を追加。5点に1点を返されたが、7回に水本の右犠飛、8回には森の左犠飛で追加点を挙げ試合を決めた。

 エース藤浪は12安打を浴びたものの、3併殺など要所を締める投球で、光星学院の強力打線を3点に抑え完投した。

 光星学院は2点を追う3回に3連打で追いつき、5回にも長短打で1点を挙げて食い下がったが、3回途中から2番手で登板したエース金沢が終盤に力尽きた。春は青森県勢初、東北勢として3度目の紫紺の大優勝旗へ挑んだが、またしても決勝で涙を飲んだ。

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