疲れ見せずヒット量産 川崎を動かす“課題を克服する喜び”

[ 2012年4月4日 10:49 ]

ロッキーズ戦の5回、適時三塁打を放ち、三塁ベース上で声を出すマリナーズ・川崎

オープン戦 マリナーズ8―9ロッキーズ

(4月3日 アリゾナ州スコッツデール)
 マリナーズの川崎は3試合連続でマルチ安打を記録。1打席目には渋く三遊間の深い位置へ内野安打を放つと、5回2死一塁では右中間を真っ二つに割る適時三塁打で打点を記録した。打率は4割5分5厘まで上昇。20安打、13打点はチームトップだ。

 日本での開幕シリーズから戻ってまだ数日。川崎にも当然疲労はあるが、「自分の中で野球が好きだというのは小学校から変わっていない。野球のレベルは変わっていきますが楽しさは同じ。また新しい課題が出てくると思うし、それにまた立ち向かっていかないといけない」と話す。

 周囲からは「いい結果が出ていると言ってもらえる」というが、本人は「自分の中ではできていないと思うことは、きょう一日でも何個もある」と、あくまでも冷静だった。

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2012年4月4日のニュース