ダル 汗ダラダラ…本拠地は日本の梅雨のような気候

[ 2012年4月4日 06:00 ]

ブルペンで汗を拭うレンジャーズのダルビッシュ

 レンジャーズのダルビッシュが、酷暑との戦いをスタートさせた。2日朝、キャンプ地のアリゾナ州からテキサス州ラウンドロックへ移動。チームは傘下の3Aのチームと練習試合を行った。

 ダルビッシュはブルペン入り。ノーワインドアップを試すなど捕手を座らせて31球を投げたが、何度も汗を拭った。4月とはいえ、午後4時時点で気温28度、湿度62%。キャンプ地サプライズ(同時刻で気温23度、湿度7%)と比較すると、湿度が高く、日本の梅雨のような気候だ。本拠地アーリントンはラウンドロックから車で約3時間の距離にあり、ロン・ワシントン監督は「これぐらいの暑さは当たり前」と涼しい顔。昨夏は日中の気温が40度を超える日が何日も続き、球団関係者は「夜中も30度以上あるので、クーラーなしでは寝苦しい」と証言する。

 練習後には傘下3Aの筆頭オーナーでもあるノーラン・ライアン球団社長がダルビッシュに200イニング投球回を厳命。「日本では年間200イニング以上投げるのが恒例になっていた。同様の数字を期待したい」。エースの条件である年間200イニング達成には、本拠地の暑さ対策が不可欠だ。

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2012年4月4日のニュース