栗山氏 日本ハム監督就任要請を受諾 11月上旬にも正式発表

[ 2011年10月31日 12:47 ]

日本ハム監督就任要請を受諾した栗山英樹氏

 プロ野球日本ハムの新監督に、野球評論家の栗山英樹氏(50)の就任が31日、確実になった。関係者によると、球団からの就任要請を受諾している。両リーグのクライマックスシリーズが終わる11月上旬にも正式発表される見通し。日本ハムは今季限りで退いた梨田昌孝監督に代わる後任候補として、栗山氏に一本化していた。

 後任の条件として、津田敏一球団社長は選手を育成しながら強化を目指す球団の理念を理解してくれる点を挙げた。球団が最も重視するこの条件を受け入れる人物として、当初から栗山氏が最有力候補として挙げられていた。今季の1軍のコーチ陣については、全員に残留を要請している。

 栗山氏は東京・創価高から東京学芸大を経て1984年、ドラフト外でヤクルトに入団。89年にゴールデングラブ賞に選出されるなど外野手として活躍し、90年に29歳で引退した。引退後はスポーツキャスターなどを務め、野球理論に定評がある。これまで監督、コーチとしての指導歴はない。

続きを表示

2011年10月31日のニュース