JR東日本東北 初の4強!被災地代表が大躍進

[ 2011年10月31日 06:00 ]

都市対抗野球第9日 JR東日本東北4―2JR東海

(10月30日 京セラD)
 終盤の逆転劇でJR東日本東北が初の4強を決めた。1回戦で完全試合を達成し、今ドラフトで日本ハムから5位指名を受けた先発・森内が5回1/3、2失点で降板。

 「ぶざまな投球でふがいない」と肩を落としたが、2番手・宮本が3回2/3無安打無失点と好投し、打線の反撃を呼び込んだ。東日本大震災の影響で、開幕が2カ月遅れ、開催地も変更になった。特別な大会で、被災地の代表チームが大躍進を遂げた。藤井省二監督も「“自分たちの力で歴史を塗り替えよう”と言っていた。凄いやつらですよ」とナインを称えていた。

 ▼JR東海・小栗洋一郎監督(先発の川野は)いいピッチングだったが、少し引っ張りすぎたかもしれない。申し訳ないことをした。(JR東日本東北の)震災に対する思いに圧倒された。気持ちの面で、伸びていたと思う。

続きを表示

2011年10月31日のニュース