和田、6年ぶり苦手克服!交流戦トップ19勝

[ 2011年5月26日 06:00 ]

<巨・ソ>馬原(手前)からウイニングボールを手渡される和田

交流戦 ソフトバンク2-1巨人 

(5月25日 東京D)
 苦しんだ分、勝利の味は格別だった。ソフトバンク・和田が苦手とする東京ドームのマウンドで6回6安打1失点。3勝目を挙げて、先に試合を終えていた涌井と並ぶ交流戦トップの19勝目を手にした。

 「交流戦19勝目?これだけ長くやってますからね。きょうはチームに勝たせてもらった」。東京ドームでは05年6月4日の巨人戦以来の白星だ。傾斜がきついマウンドが苦手な左腕は、この日も本来のボールの切れからは遠かったが粘った。初回1死二、三塁でラミレス、阿部を打ち取った。5回に1点を失ったが、6回1死一、二塁では矢野、高橋信を2者連続空振り三振に斬って切り抜けた。2回には自らの好フィールディングで併殺を奪うなど投球以外でも集中力を発揮。チームは交流戦負けなしの5連勝を飾った。和田にとっても苦手なマウンドを克服したこの1勝は大きい。

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