巨人、今季4度目の3連敗もヤングGに“希望”

[ 2011年5月26日 06:00 ]

<巨・ソ>5回2死、左中間二塁打を放つ巨人・大田

交流戦 巨人1-2ソフトバンク

(5月25日 東京D)
 我慢のしどころだ。巨人は3戦連続1点のみで今季4度目の3連敗。借金2となったが、原監督はあえて希望を口にした。

 「1点というのはややもするとワンサイドゲームになる展開だけど、スリリングなゲームになっている。打線はあす以降、爆発するでしょう」

 指揮官を前向きにしたのは大田、藤村の1、2番コンビだった。21日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来2度目の1番・三塁で先発した大田が初回、本拠地初安打となる中前打を放つと藤村も左前打で無死一、二塁。5回は2死から大田が左中間二塁打、藤村がプロ初打点となる中前適時打を放った。大田は初のマルチ安打に「負けたのは悔しいけど、いいバッティングができたんじゃないかと思う」。藤村は「日本を代表する投手から打つことができてうれしい」と話した。指揮官も敗戦の中での希望の光に「いいチャンスをつくった。非常に存在感を示した」と褒めた。

 あとは3打数無安打の坂本、内野安打1本のラミレスら主力の奮起。原監督は「ピッチャーが頑張ってくれているうちに、バッターが点を取るようにしないとね」と願うように言った。

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