中日が節電対策を発表 ピーク時間帯に7%削減

[ 2011年5月26日 18:13 ]

 中日の佐藤良平球団代表は26日、中部電力浜岡原発(静岡)の停止による電力需給への影響を考慮し、本拠地ナゴヤドームでの自然光の取り入れや空調の効率化などによる節電対策を発表した。

 電力消費がピークになる平日午後1時からの3時間は、天井の遮光板を開け、ドーム内の照明を半分にする。3時間の照明半減で、ピーク時の電力使用量を約7%削減できるという。ナイター開催時、この時間帯は中日の練習時間に当たるが、既にテストを行い安全性を確認した。

 午後4時すぎから行う相手チームの練習は、遮光板を閉めて通常の照明で行う。練習日やデーゲームでも、中日の練習時は同様の措置を取る。

 また、28度を設定温度の上限として空調設備を効率的に運用するほか、安全に配慮しながら試合中のコンコース照明などを間引く。いずれも6月から実施する予定。

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