吉見まさか…５発被弾、２回７失点ＫＯ

＜巨・中＞初回２死、長野にソロを浴び、顔をしかめる吉見

　【中日４―１０巨人】巨人相手にここまで５戦４勝負けなしと相性の良かった中日・吉見が５本塁打を浴び、わずか２回でＫＯされた。初回、先頭の坂本にいきなり初球を左翼席まで運ばれるとラミレス、長野にも被弾して５失点。２回も坂本、小笠原に被弾した。

　１９日の巨人戦では完封した相手に今季ワーストの７失点とあって「言い訳になるが、上半身と下半身のタイミングが合わず、全部の球種が駄目だった。ここまでひどかったのは初めて」と肩を落とした。首位と２・５ゲーム差に開いた落合監督だが「想定外？そんなことはない。何が起こっても不思議はないよ。人間のやることだから」と淡々と振り返っていた。

　▼中日・和田（３０号３ラン。６年ぶりの大台）残り試合は少ない。相手がどこでも一戦一戦勝つしかない。