西武、泥沼6連敗…指揮官怒「勝負根性ない」

[ 2010年8月27日 06:00 ]

<ロ・西>5回裏2死一、二塁から井口に同点タイムリーを浴びガックリの西口(左)と上本

 【西武1―2ロッテ】今季ワーストタイの6連敗。7日以来の首位陥落どころか、7月28日以来の3位転落となった。いつもは温厚な渡辺監督が「勝負根性がない。気持ちが伝わって来ない」と怒りを爆発させた。

 またしても打線が沈黙した。ロッテ・唐川から初回に先制点を奪ったが、2回以降は無得点。8回に4番手・長田が先頭打者への四球をきっかけに勝ち越しを許した場面を振り返り、指揮官は「序盤に点を取れないから相手が立ち直ってしまう。ただ、(長田も)四球を出すあたり根性が足りない。(四球を与えた後に)ベンチを見ているようじゃ話にならない」とまくし立てた。6連敗中の平均得点はわずか2・3点。25日には右ひじ手術明けの中村を緊急昇格させたが、この日は4打数無安打に終わるなど起爆剤には至っていない。
 選手会長の中島は「ズルズル行かんようにしないとね」。残り25試合。これ以上の連敗は危険だ。

 ▼西武・長田(4番手で8回1死一、三塁から決勝左犠飛を許して2敗目)先頭打者に四球を与えたことがすべてです。繰り返さないようにしたい。

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2010年8月27日のニュース