巨人、延長11回勝ち越しも…天谷逆転サヨナラ3ラン!

[ 2010年8月27日 18:04 ]

逆転サヨナラ3ランを放った天谷(右)と抱き合う広島・野村監督

 プロ野球、広島―巨人18回戦は27日、マツダスタジアムで行われ、広島が延長11回、9―7で逆転サヨナラ勝ちした。5―5で迎えた11回、巨人が古城の2ランで勝ち越したが、その裏広島は岩本のソロ本塁打で1点差とし、さらに2死一、二塁から天谷が3ランを放った。

 巨人の先発はゴンザレス。広島は8年ドラフト2巡目の中田が先発。巨人は初回2死から小笠原に左越え28号ソロで先制。2回にはエドガーが左越えに12号ソロを放ち、2―0とリードを広げた。
 広島は3回1死二塁から梵の右越え二塁打で1点を返し、さらに2死三塁から赤松の中前適時打で同点に。赤松が盗塁を決めて2死二塁とし、栗原の右前適時打でこの回計3点を奪い逆転した。
 しかし、巨人は5回1死から、小笠原に四球で出塁し、続くラミレスが左越えに特大の42号2ラン。中田は勝利投手の権利を目前にしながら逆転を許してしまった。
 巨人は6回2死二塁から坂本の中越え適時二塁打で1点を追加したが、広島は9回1死一塁から岩本が右中間へ同点2ラン。中田と同じ08年ドラフトで1位指名された大卒2年目の大砲が中田の黒星を消した。
 広島はなおも2死一、二塁と一打サヨナラの場面を作ったが、代打・前田智が三振に倒れ、試合は延長戦に突入した。
 巨人は延長11回2死一塁から古城が右越えに1号2ランを放ち、2点を勝ち越したが、7番手の野間口がリードを守れなかった。

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2010年8月27日のニュース