松坂、登板回避!今季3度目のDL入りも…

[ 2010年8月27日 06:00 ]

第1試合と第2試合の間の練習で異変が発生し、投球練習を取りやめた松坂(左から2人目)

 レッドソックスの松坂大輔投手(29)が腰痛を訴え、次回先発予定だった27日(日本時間28日)レイズ戦の登板を回避することが決まった。チームは25日、マリナーズとのダブルヘッダー第2試合に先発予定だった左腕レスターを27日に先発させると発表。同戦にはウェークフィールドが急きょ先発した。

 フランコナ監督は「腰に張りがあるというので医師に診てもらったが、すぐ良くなるか、悪化するか判断できなかった。あした(26日)にキャッチボールをして、登板が可能になり次第投げさせる」と説明した。松坂はマ軍戦第1試合終了後に、ブルペン投球を行う予定でキャッチボールを開始したが、わずか5分で中断。ファレル投手コーチと話し合いの末、ベンチ裏に下がった。26日はタンパへの移動日で、遠征の荷物はまとめて球場をあとにした松坂だが、キャッチボールの状態次第で、今季3度目の故障者リスト(DL)入りの可能性もある。
 松坂は08年1月にぎっくり腰の症状を訴えたことはあるが、シーズン中の腰痛は初めて。「負けられない戦いが続く」と、逆転プレーオフ進出へ気合を入れた矢先のアクシデントとなってしまった。

 ▼松坂の今季のDL入り 背中と首の張りでキャンプ序盤に出遅れ、4月4日の開幕を、メジャー移籍4年目で初めてDL入りで迎えた。マイナーでの調整を経て、5月1日のオリオールズ戦で復帰登板した。また6月12日のフィリーズ戦登板直前に右前腕外側の張りを訴え、DL入り。同24日のロッキーズ戦で復帰した。これまでメジャー通算5度、DL入りしている。

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2010年8月27日のニュース