本拠地でも連敗止まらず…西武2年ぶりの7連敗

[ 2010年8月27日 22:40 ]

5回、大量失点にぶぜんとする西武・渡辺監督(手前)

 【西武3―11楽天】ベンチで見せていた悔しさ、あきれた表情は、どこかに消えていた。渡辺監督は「序盤から完ぺきにいかれた。流れは良くないが、これで終わりじゃない」と試合後、淡々と口にした。西武の連敗は2年ぶりの7に。久しぶりに本拠地に戻っても、悪い流れは断ち切れなかった。

 先発はこの長期連敗が始まった20日に登板した平野。一回に先制を許すと、二回には中村紀に2ランを浴びる。4回2/3を7失点とKOされ「試合をつくれず申し訳ない」と言うのがやっと。2番手の野上も4失点と崩れた。競った試合を落としていたこれまでとは違い、無残な大敗だった。
 この日から4カード連続で下位チームとの対戦が続く。焦りや重圧があるのは当然だが、指揮官は「もう少し気持ちを切り替えて、本来は楽しい野球を楽しくやろう、という気持ちでいきたい」と吹っ切れたように話した。まずは1勝が何よりの良薬になる。

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2010年8月27日のニュース