黒田 連敗止められず…早くも自力V消滅

[ 2010年8月4日 06:00 ]

<ドジャース・パドレス4回を投げ終え、がっくりとベンチに戻る黒田

 【ドジャース5―10パドレス】ドジャースの黒田が2日(日本時間3日)の地区首位・パドレス戦に先発したが、4回を7安打5失点でKOされ今季10敗目(8勝)。チームは6連敗でゲーム差が9に広がり、56試合を残して早くも自力優勝の可能性が消滅した。

 前回7月28日に続き、またもパ軍に敗れた。4回1死一、二塁。ベナブルに、フォークを狙われ手痛い先制3ランを浴びた。味方の失策などでなお2死二、三塁とピンチが続き、テハダに2点中前打され一挙5失点。味方の援護がないままその裏、代打を告げられた。
 5連敗中だったド軍はその間1試合平均1・8得点。この日も3回までに7安打しながら無得点と拙攻が続いた。「チーム状態が良くない中で嫌な安打もあったし、リズムに乗りづらかった」。チームは7月31日のトレード期限日に即戦力3選手を獲得したが、流れは変わらず。「この時期にこういう状態になったことがない。自分自身、気持ちの持っていき方が難しい。やれることは、次の試合をしっかり戦うことだけ」と顔を上げたものの、3年連続プレーオフ進出は大きく遠のいた。(奥田秀樹通信員)

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2010年8月4日のニュース