オリックスがサヨナラ勝ちでAクラス浮上へ視界良好

[ 2010年8月4日 23:03 ]

 【オリックス6-5西武】いつの間にか流れはオリックスに傾いていた。最後は延長十一回。代打荒金からすべて第1ストライクでの4連打で鮮やかなサヨナラ勝ち。西武に今季初のカード勝ち越しを決め、3位ロッテにゲーム差なしと肉薄。岡田監督は「上位にはやられてばかりだった。きょうの勝ちは非常に大きいよ」。

 サヨナラ打を左前へ運んだT―岡田は「きょうは勝たないとあかん試合だと、途中から強く思っていた」と語る。終盤にバルディリスが放った同点2ラン、八回2死満塁を救った金子圭の好守、十、十一回を完ぺきに抑えた香月など、勝ちにつながる要素はいくつもあった。
 最後に最高の場面で絶好調の22歳に打席が回ったことにも指揮官は「そらもう巡り合わせやろ」と言う。チームの歯車が潤滑に回り、Aクラス浮上へ視界は良好だ。

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2010年8月4日のニュース