“らしくない”日本ハム 監督誕生日に5割復帰

[ 2010年8月4日 17:38 ]

 【日本ハム6―4ソフトバンク】“らしくない”一発攻勢で、リーグ最多の白星を挙げている左腕を粉砕した。日本ハムがソフトバンクの和田から、今季チーム最多に並ぶ1試合4本塁打。この日、57歳の誕生日を迎えた梨田監督は「みんな効果的な、いい本塁打だった」と、4人の打者からの祝砲を喜んだ。

 競演が始まったのは、同点の4回から。まずは糸井が右中間へ豪快な一発を放ち、五回には大野が2号ソロで続く。そして、仕上げは6回。バックスクリーン左へ2ランを運んだ小谷野に応えるかのように、中田が同じ弾道で4号ソロをぶち込んだ。これには小谷野も「僕は会心の当たりだったけど、あいつはバットの先。パワーがすごい」と舌を巻くしかなかった。痛快に首位のソフトバンクをたたき、7月上旬以来の連勝で、勝率5割に復帰した。

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2010年8月4日のニュース