メジャー初の3世代投手!コールマン初陣は大敗

[ 2010年8月4日 06:00 ]

 【カブス1―18ブルワーズ】カブスのケーシー・コールマン投手(23)がブルワーズ戦でメジャーデビューを飾り、祖父と父に続く3世代大リーガーとなった。ベル家、ブーン家、ヘアーストン家に続く4例目の3世代選手となったが、3人とも投手は史上初。祖父ジョーは通算52勝を挙げ、カ軍にも在籍した父ジョー(同名)は73年に年間23勝し、通算142勝の名投手。2人とも球宴出場経験もある。97年に他界した祖父には雄姿を直接見せることはできなかったが「受け継ぐことができたのは素晴らしい」と声を弾ませた。

 しかし、6回から登板して2回1/3を8安打6失点と内容は散々。57年以来53年ぶりに球団ワーストに並ぶチーム26被安打大敗の一因となり「昇格を長い間、目標にしてきたんだけどね」と複雑な表情だった。

 ≪「休養十分」福留守備で魅せるも…≫カブスの福留は7回から右翼の守備に入り、2打数無安打に終わった。9回2死での第2打席は中飛に倒れ、大敗の最後の打者に。「(打球が)正面に飛ぶのは仕方ない。しっかりつかまえたけど(打席が少ないので)分からない」と淡々。守備では右前の打球に飛び込み胸を打つなど、積極プレーで盛り上げ「(先発機会が減り)休養十分ですから」と冗談めかした。

続きを表示

2010年8月4日のニュース