八戸工大一 けがから復帰の下畑が先制打

[ 2010年7月24日 20:20 ]

 【青森・八戸工大一3―0光星学院】八戸勢同士の決勝を制したのは八戸工大一。けがから復帰した1番の下畑が先制打を含む2安打2打点の活躍で、光星学院を退けた。

 下畑は3回戦で右腕の神経を痛め、バットを握れなくなった。前日に痛み止めを打ち4試合ぶりの出場となった決勝。三回1死三塁の先制機に「自分が出られない間、つないでくれたみんなのために打ちたかった」と右前打を放ち、悔しさを晴らした。
 「おまえで決めろ」と下畑を送り出した長谷川監督は「下畑はけがを我慢してよく頑張った。きょうは選手に百点でも二百点でもあげたい」とはじけるような笑顔だった。

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2010年7月24日のニュース