山崎2戦連続一発!ブラゼル同点弾!第2戦は引き分け

[ 2010年7月24日 18:09 ]

2回全パ1死、山崎が左中間に2試合連続となるソロを放つ。捕手城島

 マツダオールスターゲーム2010第2戦は24日、ハードオフ新潟で行われ、5―5で引き分けた。4安打を放った片岡(西武)がMVPを獲得した。

 新潟でのオールスターは初開催。福岡で行われた第1戦は全セが14安打を放ち、4―1で快勝したが、この日は全パが序盤から主導権を握った。初回、先頭の片岡(西武)が左越え二塁打で出塁。1死後、稲葉(日本ハム)の右前適時打で1点を先制。
 その裏、全セは先頭の青木(ヤクルト)が左前打で出塁し、二盗、三盗を決めたが、無得点に終わった。
 全パは2回1死から山崎(山崎)が全セの先発・東野(巨人)の初球ストレートを左中間へ運び、2試合連続の本塁打をマーク。さらに2死二塁から里崎(ロッテ)が左越えに2ランを放ち、4―0とリードを広げた。
 2回には城島(阪神)と杉内の“師弟対決”も実現。杉内が二飛に打ち取り、かつての“師匠”に恩返しを果たした。
 全セは2死一塁から坂本(巨人)が左前打で出塁、続く小笠原(巨人)が左中間へ二塁打で放ち、巨人コンビで1点を返した。
 全パは2死二塁から多村(ソフトバンク)の中前適時打で再び4点リードに。しかし、その裏、全セはパの3人目の永井(楽天)を攻め、裏無死一、二塁から青木の左越え三塁打で2点、代打・森野(中日)の中犠飛で1点を加え、1点差に詰め寄ると、8回にはブラゼルのソロ本塁打で同点に追いついた。
 オールスターゲーム第2戦の表彰選手は次の通り。
 ▽最優秀選手賞 片岡(西武)
 ▽ベストバッター賞 里崎(ロッテ)
 ▽ベストピッチャー賞 久保(阪神)
 ▽ベストプレー賞 青木(ヤクルト)

 ▼全セ・原監督 非常にあきらめずに緊張感のあるゲームになった。結果は引き分けだが、ベストゲームに近い。戦うということで、スピリットが一番大事。真剣勝負ができる素晴らしいメンバーで試合をすることができた。

 ▼全パ・梨田監督 追い詰められたけれど、面白かった。ブラゼルはあそこまで飛ばされるとスッキリする。山崎は2戦続けて本塁打で大したものだよ。片岡は足も速いし、盗塁もできて長打力もある。無事に終わったのが一番。

続きを表示

2010年7月24日のニュース