ソフトバンク ペタジーニと契約合意発表

[ 2010年4月16日 06:00 ]

 ソフトバンクは15日、ヤクルト、巨人などで活躍し、2度の本塁打王など通算223本塁打を記録した前韓国LGのロベルト・ペタジーニ内野手(38)と契約合意したと発表した。契約期間は今季終了までの単年契約で年俸は4000万円プラス出来高払い。背番号は16に決まった。早ければ今月中に来日し、2軍に合流する。

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 開幕から21試合を消化した時点での新たな大砲獲得に、球団関係者は「現場の選択肢を広げるため」と説明。その上で秋山監督は「こっちに来てどこまでできるか、ファームで見極めないといけない」。ペタジーニは現在、母国ベネズエラで自主トレを続けているが、今季は所属チームがないため、来日後も一定の調整期間を設定する意向だ。一方で、指揮官は「去年までの実績がある」とも語り、チーム打率・262はリーグ2位ながらチーム本塁打数はリーグ4位の16本だけに、その長打力に大きな期待をかけた。この日の試合前練習では左翼が本職のオーティズが、三塁ノックを受けた。交流戦に向けた準備でもあるが、オーティズが三塁、松中が左翼に入ればペタジーニをDHで起用できる。大砲の来日を前にチーム内でも新たな布陣に向けた準備は着々だ。

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2010年4月16日のニュース