松本縦横無尽の活躍!長野入団も「2番・中堅」譲らず

[ 2010年4月16日 19:12 ]

 昨季のセ・リーグ新人王、巨人の松本が開幕から絶好調だ。18試合で32安打、打率4割6分4厘。23得点、10盗塁はリーグトップで、すでに2位以下を引き離す。打って、走って、縦横無尽の活躍を見せている。

 同い年のルーキー、長野が加入し、キャンプから激しい定位置争いを余儀なくされたが、「2番・中堅」の座は譲らなかった。ここまで無安打に終わったのは2試合だけ。2安打以上が11試合でうち5試合は3安打。「自分でも信じられないぐらい」という好調さで、安打を積み重ねている。

 随所で俊足も光る。象徴的だったのは13日の阪神戦。1点リードの七回1死三塁から、ぼてぼての一ゴロの間に生還した。「突っ込め」という指示が出ていたわけではないが、的確な判断で前進守備をかいくぐった。一塁走者の三回には、左前打で三塁を陥れている。試合は逆転負けを喫したが、持ち前の機動力をいかんなく見せつけた。

 同じく好調の坂本と組む1、2番は相手にとって厄介極まりない存在。「スムーズに試合に入れているし、余裕を持てている」と自信をにじませる昨季の新人王。“2年目のジンクス”は関係なさそうだ。

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2010年4月16日のニュース