吉見“お得意様”横浜戦で真骨頂10連勝

[ 2010年4月16日 06:00 ]

<中・横>2勝目を挙げた吉見(左)はセーブの岩瀬を笑顔で迎える

 【中日7-4横浜】昨季リーグ最多勝右腕の中日・吉見が、今季4試合目の先発で真骨頂を発揮。8回1/3を2失点で2勝目で、08年から続く横浜戦連勝を10とした。

 完投は逃したが「勝てばいいと思っている。今年は勝ちにこだわっていく」。直球は140キロ台前半も果敢に内角を突き、低めのフォークボールで打たせて取った。チームの先発投手の勝利は5試合ぶり。落合監督は「一番大きいのは勝ったか、負けたか。吉見が走りだせば次も走りだすでしょ」とひと安心していた。

 ≪野本奮闘3打点≫「7番・右翼」で4試合連続スタメン出場した中日の野本が、起用に応えた。4回2死三塁の第2打席で中前適時打を放つと、8回1死一、二塁の第4打席では左中間を深々と破る2点三塁打。2安打3打点の活躍に「クリーンアップや井端さんがよく塁に出ていただけるので、僕も波に乗っていこうと思っていました」と笑顔だった。

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2010年4月16日のニュース