初勝利も…松井稼は“重症”1割切る

[ 2010年4月16日 08:51 ]

 アストロズの松井稼頭央内野手は15日、セントルイスでのカージナルス戦に「6番・二塁」で出場し、4打数無安打だった。内容は中飛、一ゴロ、一ゴロ、一ゴロ。打率は9分5厘。チームは5―1で勝ち、開幕からの連敗は8で止まった。

 最後の打者が一邪飛に倒れると、松井稼は二塁ベース上で遊撃手とジャンプしながらハイタッチを交わした。開幕から9試合目にして、今季初の勝利の儀式。チーム全体としては、投打のバランスがかみ合った盤石の試合運びだった。
 しかし、6番に入った松井稼は、徹底的に外角低めを攻められて中飛と3度の一ゴロに終わり「自分の打ち損じですね」と自らを責めた。ついに打率は1割を切り、9分5厘。めまぐるしく打順が変わることも影響してか、まだ調子をつかめていない。(共同)

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2010年4月16日のニュース