ナックル姫の“代名詞”「米国のほうがキレがいい」

[ 2010年4月13日 17:41 ]

ナックルに手応えをつかんでいることを明かした吉田えり投手

苦手なんていってられない!吉田えりちゃん英語で抱負

 米独立リーグのゴールデンベースボールリーグ(GBL)、チコ・アウトローズに入団が決まった吉田えり投手(18)が13日、都内で入団会見を行い「一日一日が勝負。不安もあるが、今は早く野球がしたい。やるからには米大リーグも挑戦したい」と晴れやかな表情で大きな夢を語った。

 また、自らの代名詞ナックルに手応えをつかんでいることを明かした。

 日米のボールの違いを理解することは、米挑戦する選手にとって重要事項。今年3月に米アリゾナ・ウインターリーグで登板した吉田は「変化球のキレが全然違う」と感想を述べた。一般的にアメリカで使用されているボールは日本と比べて、糸の太さが太く縫い目が粗い。そのため空気抵抗が大きく変化も大きい。“ナックル姫”もこのことについて「アメリカのほうが変化球のキレはいいなと思った」と手応えを感じている。

 レッドソックスのナックルボーラー、ウェークフィールド投手の存在も大きい。3月上旬にレッドソックスのキャンプ地を訪れ、助言を受けた。吉田を成長させたひとことは「ナックルを直線上に投げるイメージ」だった。これまで「キャッチャーミットの真ん中ら辺だった」意識が変わり、「ナックルの変化が変わった。体の使い方も変わり、コントロールがよくなった」と明かした。

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2010年4月13日のニュース