ミスタータイガース・掛布さんの“豪邸”競売に

　プロ野球・阪神タイガースの元選手で野球解説者の掛布雅之さん（５４）の自宅＝大阪府豊中市＝について、金融機関が競売を申し立て、大阪地裁が競売開始を決定していたことが１３日、分かった。

　開始決定は３月３１日。不動産登記簿によると、対象は延べ床面積約６００平方メートルで鉄筋４階、地下１階の建物と土地約３２０平方メートルで、豊中市が２月に差し押さえている。

　自宅は２００８年１１月にも、固定資産税や住民税の滞納を理由に一時、豊中市に差し押さえられている。

　また借入金をめぐる訴訟で大阪地裁は昨年９月、大阪市のコンサルタント会社の請求を認め、掛布さん側に計約１億５千万円の支払いを命じる判決を言い渡している。