ソフトバンク 勝利の方程式がピシャリ

[ 2010年4月13日 22:04 ]

 【ソフトバンク8-6オリックス】「勝利の方程式」の真価を発揮した1勝だ。ソフトバンクは1点差に詰め寄られた六回途中から摂津―ファルケンボーグ―馬原の継投でオリックス打線を2安打に抑え、両軍計24安打の乱戦を制した。

 まずは摂津だ。六回1死一、二塁を併殺で切り抜けると、七回1死一塁でもカブレラを「ゲッツーを取ればいいと思った」と、強気に内角を攻め、狙い通りに併殺。昨季の新人王が流れを引き寄せ、ファルケンボーグ、馬原も危なげない投球で試合を締めた。
 それぞれの好投がいい刺激を生み出している。「2人が仕事をこなして、相手の勢いが死んだ。僕も(試合に)入っていきやすかった」と馬原は感謝した。接戦に強いのは上位への絶対条件。「こういう試合を取っていくのが大事。うちには形がある」。馬原の言葉に自信がにじみ出ていた。

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