全投手が一発浴びる…巨人 小笠原交代も裏目?

[ 2010年4月13日 22:39 ]

8回、阪神・桜井に逆転3ランを浴びた巨人・豊田

 【巨人7-9阪神】6―0の5回に小笠原をベンチに下げた原監督は、こんな結末を想像してはいなかっただろう。巨人は6回以降に5本塁打を許し、大量リードをひっくり返された。

 5回まで3安打無失点と好投していた藤井は6回に鳥谷、新井に一発を浴びて降板。過去2度の登板でも手痛い本塁打を喫していた左腕は、同じ過ちを繰り返して移籍後初勝利を逃した。
 救援も一発攻勢に飲み込まれた。久保はブラゼルに2ラン。8回には豊田が桜井に逆転3ランをたたき込まれ、金刃もマートンに打たれた。登板した4投手全員が本塁打を浴びた。
 指揮官は顔を真っ赤にして、「敗因の分かりやすい試合。こういう試合は二度としない」と猛省を促した。本塁打の出やすい本拠地の東京ドーム。小笠原、亀井の本塁打で先手をとり、地の利を生かしたかに思われたが、どんでん返しが待っていた。

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