松井、１４日からヤ軍戦も「特別な思いない」

＜エンゼルス・アスレチックス＞４回、一塁ゴロに倒れた松井

　【エンゼルス４―９アスレチックス】エンゼルスの松井は５試合ぶりに無安打に終わり、チームも逆転負けを喫した。

　本拠地での開幕７連戦は２勝５敗。エ軍の開幕２カード連続負け越しは２２年ぶりとなり、松井も「見ての通り、チームにとっては全然駄目。（打開策は）勝つしかない。それを重ねていくしかない。（個人としても）いい日と悪い日があった」と話した。
　松井自身が「再スタート」と位置づけ、巻き返しを狙う１３日（日本時間１４日）からの１６連戦。エ軍広報によれば、今季の遠征の総飛行距離は大リーグ３０球団で最長の約８万１０００キロ。地球２周分以上にもあたる長い旅が始まるが、その最初の相手が古巣のヤンキースだ。
　１３日はヤンキースタジアム開幕戦にあたり、ワールドシリーズ優勝リングの授与式があり、松井にも手渡される。それでも「特別な思いはないです。僕はもうエンゼルスの一員ですから。ただ戦うだけ」と気負いはない。