つまらん試合やった…ソフトバンク1発のみ敗戦

[ 2010年3月26日 22:48 ]

 【ソフトバンク1―16オリックス】本拠地開幕の華々しいムードは次第に重苦しくなった。ソフトバンク打線は昨季6勝を献上したオリックスの先発近藤に八回までオーティズのソロによる1安打に抑えられた。秋山監督は「1本じゃ仕方ないな」とあきらめ口調だった。

 サイドスロー気味のフォームから繰り出す伸びやかな直球に差し込まれ、鋭いスライダーには振り遅れた。途中から投げ込む右腕の位置を下げるなど巧みな投球に「うまいことミーティングができてなかった」と指揮官。対策も立てられず、右腕の前に四回以降は三者凡退を繰り返し、11三振を喫した。早急に手を打たなければ、今季も痛い目にあいそうだ。
 悪いリズムは救援陣にも伝染した。終盤にめった打ちをくらい2試合連続の16失点とぶざまなゲーム。秋山監督は「つまらん試合やったな」と脱力感でいっぱいだった。

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2010年3月26日のニュース