古田、若松に続き…宮本球団3位タイに

[ 2010年3月26日 06:00 ]

守備練習で軽快な動きを見せる宮本

 ヤクルト・宮本が球団の歴史に名を刻む。「6番・三塁」での出場が濃厚で、通算14回目の開幕スタメンは、球団では古田敦也氏の17回、若松勉氏の16回に続き、池山隆寛氏(いずれも野球評論家)に並ぶ3位。ナイター練習で調整したベテランは「それほどの年数を毎回準備してやってきたんだなあと思う。何でも1つ目というのは昔から大事にしているので」とプロ16年目の開幕へ意気込んだ。

 巨人には昨季、5勝18敗1分けと大きく負け越し、内海には8試合で4勝を献上した。宮本も昨年は対内海に17打数4安打の打率・235。しかし、過去15年間の開幕戦で46打数19安打の打率・413と無類の強さを誇る開幕男でもある。「内海とは昨季の相性がいいとか悪いとかあるけど、僕は五分だと思っている」と闘志を燃やした。
 グラウンド外でも、4月4日から始まるフジテレビの野球指導番組「スワローズキッズアカデミー」(毎週日曜午前5時25分)で第1、2回の講師を務めることが決定した。40歳を迎える今季も活躍の場を広げていく。

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2010年3月26日のニュース