130キロ台でも14K 島袋59回1/3いまだ自責ゼロ

[ 2010年3月26日 11:28 ]

 【興南4―1関西】大会屈指の好左腕対決は、興南・島袋の軍配が上がった。大会前に体調を崩し本調子ではなかったたが、要所を締めて1失点にとどめた。

 昨秋の公式戦では50回1/3投げて被安打22、63奪三振、自責点は0と向かうところ敵なしの左腕。2日順延で調整が難しい中での登板は、球速が140キロ弱ながらストレートが低めいっぱいに決まり、関西の各打者がぼう然見逃した。ワンバウンドでも思わず手が出るキレ味鋭いスライダーも加わり、10安打を浴びながらも14個の三振を積み重ねた。
 昨春から3季連続甲子園もこれが初勝利。「過去の甲子園で終盤に失点した。そうならないように気をつけて投げた。(14奪三振は)うれしいです」と、顔立ちの整ったイケメン左腕は満面の笑みで初勝利をかみしめた。

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2010年3月26日のニュース