楽しみ…阪神“開幕投手”の5年目右腕 修正して好投

[ 2010年3月20日 08:57 ]

 ウエスタン・リーグが19日、開幕した。鳴尾浜球場でソフトバンクと対戦した阪神は、1軍開幕ローテーション入りへ調整登板した和田から初回に3点を奪うなど、投打がかみあって4-0で快勝。1週間後に迫ったセ・リーグ開幕へ、若虎が景気づけの1勝を届けた。

 成長した姿を晴れの舞台で見せつけた。“開幕投手”を任された5年目の鶴が7回を散発3安打、5奪三振で無失点。序盤は制球に苦しんだものの、投球中に体の開きを自覚したといい「ちょっと変えたら、まとまってきましたね」と修正能力を発揮した102球だった。

 「常に(1軍を)考えて準備しながら成長していきたいです」。伸び盛りの22歳は栄光のマウンドをしっかりと見据えている。

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2010年3月20日のニュース