ドラ1候補に巨人など4球団「江川のようだ」

[ 2010年3月20日 06:00 ]

今季実戦初登板で2回2安打無失点5奪三振と好投した沢村

 今秋ドラフトの1位候補、156キロ右腕の中大・沢村拓一投手(3年)が19日、同大グラウンドで行われた東京ガスとのオープン戦に今季初登板。

 6回から2番手でマウンドに上がり、2回を2安打無失点5奪三振の快投を見せた。2月の宮崎キャンプ中に患った右手中指のマメがようやく完治し、最速148キロの直球に今季から決め球に使うフォーク、スライダーで社会人の打者を圧倒。7回は無死二塁から3者連続三振を奪った。
 この日は日本ハム、巨人など4球団のスカウトが視察。沢村は「久々の実戦でうれしいけど2死から四球は反省」と4月13日のリーグ初戦(対国士舘大)を見据えたが、日本ハムの今成スカウトは「江川(元巨人)のようだ。久しぶりにわれわれが求めている直球で三振を取れる投手に出会った」と絶賛した。

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2010年3月20日のニュース