脱“カモ”へ「尾花のカーテン」で対策

[ 2010年3月20日 06:00 ]

巨人戦を前に話し合う(左から)尾花監督、島田ヘッドコーチ、杉村打撃チーフコーチ

 20日からの巨人3連戦(東京ドーム、横浜)で「尾花のカーテン」が敷かれる。

 昨季まで4年間、巨人投手コーチを務めた尾花監督にとって古巣との初対戦。30日からの本拠地開幕戦の相手とあって「巨人対策?今、出していいかどうかだよ。チームの流れが良くなっている。自分のところの調整をするだけ」と煙幕を張った。

 最下位に沈んだ過去2年間は、巨人に計11勝36敗1分けと大きく負け越している。巨人戦の勝率を上げることがチームの浮上に直結する。本来なら春季キャンプで取り組んだプッシュバント、偽装スクイズなどの小技を試したいところだが、本番を見据えて手の内は明かさない。

 練習後には約2時間半のバッテリーミーティング。20日先発予定の三浦は「調整は順調だし、いろいろ試したい」。シーズンへ向け、あくまで確認作業に徹する構えだだ。

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2010年3月20日のニュース