岡田新監督、理想の勝利…金子が圧巻4安打完封

[ 2010年3月20日 19:31 ]

楽天に勝利し喜ぶ金子(右から2人目)らオリックスナイン

 【オリックス1-0楽天】昨季4勝19敗1分けと大幅に負け越した楽天を相手に、オリックスは岡田新監督が掲げる野球で開幕戦を勝利で飾った。完封の金子からウイニングボールを受け取った指揮官は、理想とする1―0での勝利に「一番最初の試合で、一番いい試合ができた」と振り返った。

 エースの金子が圧巻だった。2年ぶりに託された大舞台で、硬くなったのは「最初の1球目だけ」。プレーボール直後の初球を中前打されたが「あれで落ち着けた部分がある」と、そこから打者9人を連続で打ち取った。チェンジアップや得意のカーブを効果的に織り交ぜ、散発4安打、無四球の106球で締めた。
 リーグを代表する右腕の岩隈に投げ勝ち「自分のしたい投球に近い。出来過ぎです」と充実感がにじんだ。
 唯一の得点は三回。二塁打の下山を日高がバントで送って1死三塁とし、9番・大引がしぶとく中前へと運んだ。本塁打頼みだった昨年の大型打線とは異なり、指揮官が言い続けた「つないでつないで1点」の形だ。
 大事な一戦を制したナインは、勢いと自信を手にした。最下位からの巻き返しへ、オリックスが最高の形でスタートを切った。

続きを表示

「名将かく語りき〜歴史を彩った勝負師たち〜」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2010年3月20日のニュース