女児誕生の松坂「１８」に「すごくうれしかった」

ブルペンで投球練習をするレッドソックス・松坂

　ほかの選手がいなくなった昼すぎ、笑顔で球場入りした。レッドソックスの松坂は、第３子の出産に立ち会ったボストンから移動したため開始こそ遅れたが、予定通りブルペンで投球練習した。

　４４球を投げた。「移動の直後だったので強さは控えめだけど、問題ない」。調整遅れの原因となった背中や首の張りは、順調に回復している。２１日にマイナーの試合で２イニングを投げることが決まった。
　１７日の練習後にキャンプ地を離れてボストンに戻っていた。キャンプ唯一の休日だった１８日の夜に夫人が女児を出産。プロ入りしてからずっとつけている背番号「１８」に愛着を持つだけに「すごくうれしかった。僕は何にでも『１８』を着けますし…」と大喜び。
　ここまではスロー調整を余儀なくされているが「本当に僕は幸運な男。家族みんな頑張ったので、あとは僕がしっかりするだけ」。シーズンに向け、新たな活力を得た様子だった。