一二三 3回4Kも不満「セットのときが…」

[ 2010年3月20日 06:00 ]

明石商との練習試合に登板した東海大相模の一二三投手

 優勝候補の東海大相模(神奈川)は19日、兵庫・明石市内で明石商と練習試合を行い、最後の調整を行った。

 今大会No・1投手の呼び声高いMAX149キロ右腕の一二三慎太投手(3年)は、先発して3回を2安打1失点。2回に連打で1点を許したものの、直球はMAX142キロをマークし、4三振を奪った。チームも4―2で勝利したが「セット(ポジション)のときがダメなので修正したい。初戦までまだ少しだけ時間がある」とやや不満げな様子だった。

 大会5日目第3試合の初戦の自由ケ丘(福岡)戦まであと6日あるため、前日の18日には235球の投げ込みを敢行するなど急ピッチの調整を進めている。門馬監督は「内容は悪くなかったと思うし、まだまだよくなる。心配していません」とエースに全幅の信頼を寄せていた。

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2010年3月20日のニュース