城島オープン戦1号!「取っておきたかった」

[ 2010年3月17日 06:00 ]

<巨人・阪神>2回1死、城島は左中間ソロを放つ(撮影・大森寛明)

 【阪神7-6巨人】阪神の城島が、2回に山口のスライダーを左中間席に運んだ。

 待望のオープン戦1号に「バットの先っぽだったけど、東京ドームは狭いからね。お客さんが多いところでやるとアドレナリンが出るし調整も早まる。シーズンに取っておきたかったけど、まあ良かったです」と笑みを浮かべた。4回には左前打を放ち、すかさず二盗。6回にも右前へはじき返し、猛打賞を記録した。

 今季初の伝統の一戦となった14日(甲子園)は坂本に逆転弾を許し「僕のヘボリード」と自らを責めたが、この日はバットで“倍返し”だ。もっとも捕手としての責任感から、投手陣には注文を付けた。「ナベ(渡辺)にしても久保田も、初球ボールが多かった。ギャンブル的な配球で、自分たちが攻めた感じはなかった」と振り返っていた。

 ▼阪神鳥谷(2本塁打4打点に)変化球を逆に打ち返せたのはよかったが(中飛に倒れた)8回の打席で最後の甘い球を打ち損じたのが自分としてはちょっと…。

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2010年3月17日のニュース