10月のインターコンチは若手プロ選手を派遣

[ 2010年3月17日 06:00 ]

 日本プロ野球組織(NPB)の国際関係委員会が16日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、アマ側から要請を受けていた今年10月のインターコンチネンタル杯(台湾)へのプロ派遣について検討。

 2軍の若手中心のメンバーを派遣する方針を固めた。島田利正委員長(日本ハム球団代表)は「アマの(国際大会出場)機会を奪うものではない。今回はアマ側が国内大会と日程が重なるためで、育成という意味からもプロを出させてもらう」と説明。監督、選手の人選などを含めて4月5日の実行委員会で正式に決める。

 ≪GWS実現目指す≫国際関係委では今後の日本球界の国際化についても検討。米大リーグのセリグ・コミッショナーから提案された日米王者で争う「グローバル・ワールドシリーズ」の実現を目指すことを確認した。アジアシリーズの代替大会、大リーグ選抜との日本代表強化試合は4月の実行委で再度検討することになり、島田委員長は「将来的にグローバル・ワールドシリーズへつながるのかを考えて進めたい」と話した。

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2010年3月17日のニュース