ロッテは4人集結!佑ちゃんにホレ直す

[ 2010年3月17日 06:00 ]

<オープン戦 早大・立命館大>斎藤、大石の豪華リレーに注目する各球団のスカウト

 【早大7-0立命大】早大の国内初戦のオープン戦を待ちわびたように、ネット裏には全12球団25人のスカウトが集結した。中でも既に斎藤の1位指名を公言し、米国キャンプから密着マークを続けているロッテは、最多の4人で視察。松本編成統括は「プロでは特に変化球の切れと制球力が大事になるけど、その点が素晴らしい。あのけん制もセンスがあるよね」と評価し、さらに「ウチはいつも隠すけど、今年は間違いなく斎藤君。だから大石君の報告もしません」と断言した。

 同じく米国キャンプに織田スカウトを派遣した巨人は3人で視察。山下スカウト部長は「斎藤君は変化球の切れ、制球は抜群。大石君もフォームのバランスがいい。あれはちょっと打てないよ」と絶賛した。また、早大OBの日本ハム・大渕ディレクターは「斎藤君は球をひざから下に集めるあたりがさすがです。大石君は無駄な力がなくなってます。今年は難しいですね」とうれしい悲鳴を上げていた。

 ≪斎藤1位公言はロッテとヤクルト≫すでに斎藤の1位指名を公言しているのは、ロッテとヤクルトの2球団。また大石は地元・福岡のソフトバンクのほか、阪神、オリックスなどが獲得に熱心といわれている。ただ、このほかにもMAX156キロ右腕の中大・沢村や立正大・南、佛教大の左腕・大野らドラフト1位候補の投手が豊富。それだけにほとんどの球団は他球団の動向を見ながら、ドラフト直前に1位指名を決める方針だ。

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2010年3月17日のニュース