期待の伊藤1回で交代…“罰投”30分

[ 2010年3月17日 06:00 ]

日本ハム戦に先発し、1回で降板した中日・伊藤

 【中日1-6日本ハム】先発枠入りが期待される中日2年目の伊藤が、1回限りで交代を命じられた。

 先頭の田中を四球で歩かせ、続く二岡には右前に運ばれた。何とか2死二、三塁までこぎつけたが、糸井に左中間二塁打を許して2点を失い「最悪の結果」と肩を落とした。当初は5イニングを予定していた右腕は、降板後にブルペンで約30分の“罰投”を命じられ「自分のフォームを思い出して次につなげたい」と話した。

 ≪“屈辱”免れたが…≫中日は、屈辱的な記録こそ免れたが、わずか2安打と打線に不安を残した。助っ人以外の主力が不出場という事情はあったにしろ、8回1死までノーヒット。OP戦では15年ぶり、2リーグ制以降9度目となる無安打負けの危機を24人目の打者・藤井の左前打で阻止するのが精いっぱいだった。辻総合コーチは「今はみんな打たないから。まだまだこれからだよ」と話したが、この日も無安打に終わり打率1割台前半のセサル、ブランコは特に心配だ。

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2010年3月17日のニュース