“恭介教室”の指導受け 福留流し打ち二塁打

[ 2010年3月17日 08:33 ]

レンジャーズ戦の6回、アンドラスのファウルフライを追いフェンスにぶつかるカブス・福留(左から右へ)

 【カブス4―1レンジャーズ】16日にアリゾナ州メサで行われたオープン戦で、カブスの福留孝介外野手は「2番・右翼」で出場、3打数1安打で7回の守備から退いた。内容は空振り三振、左翼線二塁打、遊ゴロ。チームは4―1で勝った。

 ≪新打撃フォーム完成へ≫カブスの福留は1回の第1打席は「少しスイングが長すぎた」と空振りの三振。そこで3回の第2打席では、「コンパクトに振ろう」と気持ちを入れ替え、外角の速球を流し打ち、左翼線への二塁打にした。
 試合前の室内練習場で、中日時代の打撃コーチ、佐々木恭介氏の指導で30分近く打ち込んだ。試合では「自分の形で打ちにいく」と思い切りバットを振り続け、重心を下げた新しい打撃フォームも完成しつつある。
 この日はピネラ監督が打順「2番」固定を明言したが、福留は「何番だろうが、自分の打撃をするだけ」と気にしない。17日はキャンプ中唯一の休みで、「ここまではケガもしていないし、体調もいい。あすはゆっくり休みます」。若手選手のマイナー降格が相次ぐ中、「これから人数も少なくなるし、自分のやることが多くなる」と気持ちを引き締めていた。(共同)

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2010年3月17日のニュース