屈指の左腕・島袋 体調崩し練習不参加

[ 2010年3月17日 18:20 ]

体調を崩してベンチから練習を見守る興南のエース島袋

 【甲子園練習】昨秋に50回1/3を投げて自責点0と驚異的な成績を挙げて甲子園に乗り込んだ興南のエース島袋。ただ、大会屈指の左腕は体調を崩して甲子園練習には参加せず、ベンチから仲間を見守った。

 我喜屋監督は「練習が遅い時間だったので、大事を取った」と説明した。この日、チームは午前中にPL学園(大阪)と練習試合を行った。島袋は予定されていた登板を回避したが「せきや鼻水が出るけど、熱はない。18日から練習したい」と不安はない様子だ。
 昨年の春夏に続く3度目の甲子園はリベンジの場だ。昨春は富山商(富山)に延長十回で19三振を奪ったものの0―2で敗れ、昨夏も3―4で明豊(大分)にサヨナラ負け。悔しい思いを晴らすべく「2回の負けを無駄にしないようにしたい」と意気込む。
 1回戦で対戦する関西(岡山)は好投手の堅田を擁するだけに「先に点を取られたら苦しい立場になる」と警戒する。興南は選抜大会は過去3度の出場でいまだ未勝利。鍵を握るエースは「あとは終盤に失点しないようにして、味方の攻撃を待ちたい」と展開を思い描いた。

続きを表示

2010年3月17日のニュース