原監督のおい被弾…“分家”に悔しい逆転負け

[ 2009年6月11日 06:00 ]

<東海大学海洋学部・東海大学>8回、東海大学海洋学部・遠藤に右越えソロ本塁打を打たれ、さえない表情でベンチに戻る東海大・菅野

 【全日本大学野球選手権・東海大1-3東海大海洋学部】東海大にとって、受け入れがたい現実だった。目の前で同じユニホームを着た相手が抱き合って喜んでいる。重い足取りで整列に向かうナインを横井監督は静かに見つめた。

 「責任を感じています。初回に1点しか取れなかったのが痛かったです」。初回1死一、二塁から近藤の中前打で先制も、続く大塚、高井が凡退して流れをつかみきれない。その後は打線が沈黙して“分家”相手に悔しい逆転負け。東海大は99年にも系列校の九州東海大に敗れているが「勝たなきゃいけないという思いは?」と問われた指揮官は「当然あります」と唇をかみしめた。また、巨人・原監督のおいの菅野は8回の登板直後に被弾。その後、自己最速の151キロをマークして3者連続三振を奪ったが「もっと攻めていけばよかった」と下を向いた。

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2009年6月11日のニュース