やっと出た!松井秀19打席ぶり安打、岡島は3K

[ 2009年6月11日 10:06 ]

レッドソックス戦の2回、左中間二塁打を放つヤンキース・松井秀。捕手コッタラス

 米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は10日、ボストンでのレッドソックス戦に「7番・指名打者」で出場、19打席ぶりに安打つなど3打数2安打1四球だった。内容はった。内容は左中間二塁打、四球、中前打、空振り三振で、打率は2割5分3厘。

 レッドソックスの岡島秀樹投手は6―5の7回途中3番手で登板、1回1/3を投げ無安打1四球3三振の無失点で、セーブや勝敗はつかなかった。試合はレッドソックスが6―5で勝ち、単独首位に立った。
 松井秀は1―1の2回にウェークフィールドのナックルボールを左中間へ二塁打。「甘く入って来て逆方向にうまく打ち返せた」
 2試合ぶりの先発で、過去の対戦打率1割7分のナックル投手の初球を積極的にたたいた。打数でいえば、これが17打数ぶりの安打。前日、大リーグでの自己最長打数無安打16に並んでいたが、ワースト記録更新は阻止し「タイで止まったのは良かった」とほっとした表情を浮かべた。
 2日に8号3ランを放って以来の長いトンネルを抜け、リズムをつかんだ。松井秀は「彼には強引に行かないことが一番大切。自分の感じも少し良くなっている」。6回は追い込まれてからの外角低めの球を好打し、2安打とした。
 ただ、5―6の7回2死一塁では代わった3番手の岡島に対し、フルカウントから外角低めのチェンジアップに空振り三振。チームは今季レッドソックス戦で7連敗となり「あそこで何とかしたかったし、残念。明日、止めたい」。次戦に闘志を燃やす。

 ▼松井秀の話 (二塁打は)ナックルが甘く入ってうまく逆方向に打ち返せた。(中前打は)追い込まれていたからこそうまく打てた。(ウェークフィールドには)強引にいかないことが一番大切。自分の感じも良くなっている。(連続打数無安打は)タイで止まって良かった。(岡島に三振は)あそこで何とかしたかった。残念。(共同)

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2009年6月11日のニュース