オリ長~いトンネル抜けたら「6月初勝利」だった

[ 2009年6月11日 22:36 ]

連敗を7で止め、ナインを迎えるオリックス・大石監督(左)

 【オリックス4―2巨人】長いトンネルを抜けた。オリックスの大石監督は「お待たせしました」と安堵感をにじませた。巨人に競り勝って連敗を7で止め、ようやく6月初勝利を手にした。

 久々に効率よく攻めた。先制された直後の1回、四球にボークとバントで1死三塁とし、大村の右犠飛で同点。2回には8番・塩崎の2ランで流れを引き寄せた。
 シーズン序盤からカブレラ、ローズら中軸が離脱。オリックス一筋で13年目の塩崎は「僕らの真価が問われる時」ととらえていた。そんな中で先発金子が6回2失点と力投し、3人の救援陣も無失点でつないだ。

 連敗こそ止めたが、まだ借金は13。指揮官は「またあさってから頑張らなきゃいけない」と浮かれていなかった。

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2009年6月11日のニュース