2年生・中後11K完投!近大辛勝

[ 2009年6月11日 06:00 ]

<桐蔭横浜大・近大>1失点で完投勝利を挙げた近大・中後悠平のピッチング

こんな投手もいるぞ 2種類のフォームから翻ろう

 【全日本大学野球選手権・近大2-1桐蔭横浜大】4度の優勝経験を持つ強豪が、初出場の桐蔭横浜大を何とか振り切った。安打は相手が3本多く内容では押されていたとあって榎本監督は「本当に疲れましたね。うちはこういう試合ばっかり」と胸をなで下ろした。白星を呼び込んだのは2年生左腕の中後。再三走者を背負いながら11奪三振で1点に抑えた。再三の好守にももり立てられ「しぶといバッティングをしてきたけど、周りがちゃんと守ってくれた」とほおを緩めた。

 <桐蔭横浜大 惜敗も“全国”手応え>優勝4度の強豪・近大を追い詰めながらあと一歩及ばなかった。とはいえ、創部4年目で大会初出場。9日には大阪教大相手に全国大会初勝利もマークして存在感を示した。水戸短大付を率いて02年センバツに出場している斎藤監督は「決定打が出ないのはリーグ戦から。でも強豪との接戦で自信もついた」と手応えを感じていた。

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2009年6月11日のニュース